川内村内5カ所で講習メニューをアレンジ

県老連は昨年度から高齢者の〝食〟応援事業・高齢者の健康料理教室を各地で開催しているが、川内村社協は教室で学んだバランスの良い食生活を普及しようと9、10月に村内5カ所で料理教室を開いた。
 コロナ禍の中、10人程度の少人数で開き、昨年受講したスタッフらが講師を務めた。メニューは昨年度に作った油揚げと大根のみそ汁、鮭のホイル蒸し、ポテトサラダなど。デザートには村産のぶどうなどを加えた。水分を補給、まんべんなく栄養をとってフレイル(虚弱)を予防する重要性も伝えた。
 参加者は「ちょっとした工夫で食べやすくなるんですね」などと話し、笑顔を見せていた。出来上がった料理は自宅に持ち帰って試食した。

健康料理を学ぶ単位クラブ会員

令和4年年1月号より(秋元一美通信員)

西郷 5単位クラブで指導へ

西郷村老連は会員にバランスの良い食事を広めるため、11月1日に女性部リーダー研修として健康料理教室を村高齢者生活支援センターで開いた。
 8月に矢吹町で開いた県老連の高齢者の〝食〟応援事業・高齢者の健康料理教室で学んだ会員2人のほか、2人が参加した。
 メニューは昨年の健康料理教室と同じ鮭のホイル蒸し、ポテトサラダ、みそ汁など。ミックスベジタブルを利用していたポテトサラダは、村内産のジャガイモ、キュウリ、玉ネギなどを使い、ウインナーやリンゴも添えた。
 受講した4人が講師となり、11月19日から来年1月まで5つの単位クラブを対象に少人数で料理教室を開き食の健康を伝える。

完成したアレンジした健康料理

令和4年年1月号より(西郷村社協・鈴木香子さん)