夜型社会の進展に伴って薄暮時から夜間にかけての交通事故による高齢者の犠牲は後を絶ちません。福島県では、平成19年中において高齢者の交通事故死者は全体に占める割合はおよそ50%、その中でも夜間の歩行中・自転車を運転中に事故が多発するという、大変厳しい状況にあります。
福島県老人クラブ連合会としても高齢者の方々の交通事故による被害を何とか減らし、安全な交通環境づくり、正しい交通マナー実践に努めています。
昨年4月に展開する「春の全国交通安全運動」の一環として、福島県等で主催する「春の全国交通安全運動パレード」が行われます。
パレード出発式に老人クラブ会員も参加し、新入学児童と一緒に「交通安全のちかい」を述べ、交通ルールの遵守など交通安全意識の高揚を図っています。
老人クラブ会員が交通安全研修を受講した後、地域の交通安全教育リーダー(指導者)として、幼稚園や保育園などで簡単な交通安全用具を用いた交通安全教室を開催し指導します。幼児の事故防止に講演するとともに、自らの交通安全に対する意識の高揚を図り交通事故防止に努めていきます。
平成20年度は、郡山市内3方部(田村・富田・大槻東)の会員63名がリーダーとして、各地域の子ども達に正しい横断歩道の渡り方などを指導し交通事故防止に協力しています。
福島県老人クラブ連合会では、福島県交通対策協議会、福島県交通安全協会様等のご協賛をいただきながら、高齢者の交通事故防止・安全な夜間の交通環境づくりのため、反射材のついたウインドブレーカーやタスキなど「夜行反射材付交通安全対策用品」を普及しています。
子どもたちの登下校時に通学路等で子どもたちを見守り、子どもの略取誘拐事件や交通事故等を未然に防ぐために組織された「地域の孫を見守り隊」隊員も反射材付タスキを必携しています。